【日本もお部屋探しも初めての方へ】 賃貸物件の探し方、申込、退去まで全て解説!
2020-11-04
日本の住まい
初めての日本、初めての海外でのお部屋探し。戸惑うことがたくさんあるかと思います。
しかし、ご安心下さい。
この記事を読めば、賃貸物件の「探し方」「申込」「退去」まで全ての流れが分かります。
併せておおよその費用や必要なものもご紹介致します。
①事前に希望条件をピックアップ
②実際にお部屋探し
③内見の方法とコツ
④お部屋の申込
⑤入居前の準備+当日
⑥入居後について
⑦解約(退去)について
⑧まとめ
①事前に希望条件をピックアップ
まず、自分自身でどのような部屋に住みたいのかを整理しましょう。
特に下記をおおまかに決めておくと部屋探しがスムーズに進みます。
・賃料
・希望エリア(希望沿線)
・お引越しの日付
・自分の中で一番譲れない条件
(賃料・設備・エリアのどれか)
ここは本当におおまかで構いません。
自分にぴったりのお部屋はプロである不動産屋さんが見つけてくれるので
あくまでも「自身の中で整理しておく」くらいの感覚で良いです。
※家賃は「収入の3分の1」といわれており、入居審査もその基準で判断されることが多いので注意して下さい
※申込~入居までは約2週間となります。ということはどんなに遅くても入居したい2週間前には申込をしなければなりません。
お金をいくら持っていても翌日からすぐ入居は残念ながら出来ません。
②実際にお部屋探し
不動産屋さんに相談するのとネットで物件を検索するのと2通り方法はあります。
しかし、筆者は不動産屋さんに相談することを勧めます。
理由としては
・プロならではの視点で自分では分からないお部屋の良し悪しを教えてくれる
・自分の知らないエリアや駅を紹介してくれる
・ネットに掲載されていない物件も紹介してもらえる
ネットに掲載してある物件は世界中どこにいても見れます。
あなたが素敵だと思った物件は他の誰かも素敵だと感じるはずです。
さらには不動産屋さんも良いと感じて目の前のお客様に紹介してそのまま内見している最中かもしれません。
つまりは競争率が非常に高いので募集が終了している可能性もあります。
そんな物件を休憩時間や寝る時間を割いて一生懸命見るよりも、1日お部屋探しの日を作りプロに任せる方が質の良いお部屋探しができます。
自分の住みたいエリアの近くの不動産屋さんでも良いですし、自分と同じ国籍の人がいる不動産屋さんだとより安心できますね。
③内見の方法とコツ
内見は完全無料です。
ただし、そうだからといって沢山の物件を内見していると、内見している間に他の誰かにお部屋を申込され、取られてしまう可能性が高いです。
せっかく気に入ったお部屋なのにそれは悲しいですよね。
不動産屋営業マンだった筆者の感覚でいけば多くても3件までは内見するお部屋を絞ることを勧めます。
またこれは地域や部屋を探す時期によっても異なりますので不動産屋さんにも相談してみて下さい。
最近は物件名を検索すればそのお部屋であろう写真もたくさん出てくると思います。
せっかく物件に行っても同じものを見ても意味がありません。
・日当たり
・眺望
・共有部分(ゴミ捨て場や駐輪場)
・近隣のスーパー、コンビニの場所
・最寄駅の雰囲気
上記は実際に物件に行かないと見れないものです。
必ずチェックしましょう。
もし家具・家電も持ち込む予定であれば今持っている冷蔵庫・洗濯機は事前にサイズを測り
実際に物件で入るのかチェックするのも大切です。
④お部屋の申込
住みたいお部屋が決まったら申込の手続きに入ります。
申込の際には下記のものが必要になるので準備しておきましょう。
・パスポート
・在留カード
・給与明細(源泉徴収票か直近3か月分の給与明細)
・(学生なら)学生証または入学証明書
・(これから働く人は)内定書
勤め先があるか、身元がしっかりしているか、などをチェックする審査があります。
この審査は早くて翌日~1週間以内に完了します。
所定の審査が完了したら、初期費用入金そして本契約になります。
初期費用はおおよそ賃料の5か月分(敷金1か月、礼金1か月あった場合)かかりますので事前に準備しておいて下さい。
また契約時には下記も必要になります。
・住民票
・銀行印
不動産屋さんがきちんと契約内容を説明してくれますが、もしわからないことがあれば聞きましょう。
⑤入居前の準備+当日
・入居する約1週間前~前日までに電気・ガス・水道の準備をしましょう。
どれも電話かスマートフォンでお手続き可能です。
電気・水道は遠隔で完了しますが、ガスだけはガス業者が部屋に立ち会ってガスを開栓します。それは予約が必要なので必ずスケジュールを確認してから連絡を取りましょう。
・鍵を不動産屋さんからもらってお部屋に入ったら
まずは退去のトラブルの防止のため、傷や汚れの場所を記録し、日付があった写真を撮っておきます。
また退去の際には、鍵を全て返さなければならないので失くさないようにしっかり管理しましょう。
⑥入居後について
管理人や大家さんが近くに住んでいる場合、入居後、あいさつしておくように心掛け、
ゴミ出しのルール等をしっかり守りお互いに気持ちのいい生活をしましょう。
また、何かトラブルがあった際には管理会社に連絡をしましょう。
(契約書に問い合わせ先の記載があります。)
⑦解約(退去)について
解約する際に、契約書に記載した期限(通常1~2ヵ月)までに、不動産会社や大家さんに知らせます。
また、退去の一週間前までに、電気や水道、ガスの解約手続きを行います。
トラブルが発生しないように、退去の際に、必ず大家さんか不動産会社に立ち会ってもらいましょう。
⑧まとめ
お部屋探しから解約までの流れ、いかがでしたか?
日本のお部屋の契約はやることが多いです。
面倒に思うときもあるかもしれませんが楽しい日本での生活が待っています!
ぜひご参考にしてくださいね!