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外国人が信頼できる、日本のおすすめ不動産会社の見分け方

wagayaジャーナル

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外国人が信頼できる、日本のおすすめ不動産会社の見分け方

2021-02-02

日本の住まい

いまや、インターネット上には膨大な量の物件情報が掲載されていますので、お部屋探しの情報収集はしやすくなっています。

自分で色々物件を調べられるから、不動産会社がどこかはあまり意識していない。不動産会社なんてどこも一緒でしょ?なんて思っていませんか?

 

実は満足のいくお部屋探しをするには、物件の質よりも、『不動産会社の質』が重要です。

 

お部屋の良し悪しだけを基準にして、肝心の不動産会社選びに失敗してしまったという声をよく聞きます。日本で初めてお部屋探しをするなら尚更、信頼できる不動産会社にお部屋探しを依頼するのが最も良い選択肢です。

 

おすすめの不動産会社をご紹介してほしい方はこちら

 

 

今回は、外国人が日本でお部屋を探す時に、【信頼できるおすすめ不動産会社】の見分け方をご紹介致します。

 

【外国人対応の専門性】

まずは何と言ってもこれが重要です。外国人が日本でお部屋を借りる場合、紹介する物件、説明すべき内容、契約時に提出する書類、注意点など、日本人のお部屋探しとは大きく異なります。外国人対応を専門でやっている不動産会社であれば、お部屋探しはかなりスムーズになります。

 

ここで重要なのは「外国人対応可能」と「外国人専門」は大きく異なるということです。

「外国人専門」でやっている不動産会社の特徴としては以下が挙げられます。

 

 ●多言語対応スタッフがいる

日本に住むために、ある程度日本語を勉強されている外国人も多いですが、それでもお部屋探しとなると専門用語が多く、契約内容ともなると理解しなければならない重要なルール、内容が非常に多くなります。

ある程度日本語が理解できると言っても、やはり母国語で説明を受けるほうが理解度は圧倒的に高くなるはずです。

 

☆更に良いポイント☆

ネイティブの担当者がいる場合は、自国の住まい文化との違いなども含めて説明を受けることができるため、より安心してお部屋探しができます。

 

●外国の方向けのホームページがある

外国人向けに会社のホームページを多言語化しているのも専門性の高さを表していると言えます。どんな物件を取り扱っているのか、どんな担当者がいるのかなど、こういった情報を事前に母国語で見れるホームページがあれば、安心して訪問できます。

 

☆更に良いポイント☆

日本語のサイトがあり、それをそのまま多言語翻訳しているホームページは多く存在しますが、それよりも『独立した外国人向けホームページ』を持っている不動産会社はより専門性が高いと言えます。日本で使われている不動産用語を直訳すると、海外ではほぼ使われることのない言葉に翻訳されることが多く、内容が正しく伝わらない場合があります。

 

こういった条件を兼ね備えている不動産会社は『外国人専門』と呼ぶに相応しく、満足度が高くなること間違いなしです。

 

【対応のスピード・内容のわかりやすさ】

お部屋探しサイトで見つけたお部屋に問い合わせをした時に、不動産会社はお客様にメールかお電話で連絡をします。

その対応スピードと内容で良し悪しがハッキリと分かれます。

 

●メール返信のスピード

良い不動産会社であれば、遅くとも30分以内には連絡がくるはずです。かなり忙しい時期でも1時間以内。※営業時間内であれば

 

定休日を挟んでいると1日空いてしまうこともありますが、お問合せしてから数日経過しても返信がないというのは対応スピードが遅すぎます。

自信のある営業担当であれば、スピーディな対応、スマートな対応を心がけているはずです。

 

 ●メールの内容

次にメール内容です。お部屋のお問い合わせをする時、ほとんどのお部屋探しサイトでは文字を入力できるフリースペースがあるかと思います。そこに、不動産会社に聞きたい質問を書いたりすることが多いと思います。

この質問した内容に対して、メール本文でわかりやすく答えているか。質問内容に全く触れず、機械的な文章になっているようであれば、効率重視の対応になることは承知しておかなければなりません。

 

優秀な営業担当であれば、ただ質問に答えるだけでなく、更に問い合わせた物件や、その周辺環境など、有意義な情報が記載されている場合が多いです。

 

 ●電話の対応

対応の良し悪しはメールより電話のほうがわかりやすいです。

丁寧な言葉使いをしているか、親身な対応を心がけているか、など。

 

ここで1つ注意ポイントです。

【とりあえず来てください。は要注意】

質問には曖昧に受け答えしながら「とりあえず来てください」

なんて訪問予約にだけ必死になっている不動産会社は要注意です。

 

訪問するかどうかはお客様が決めることであり、訪問する価値がある不動産会社なのかどうかは、電話口の担当者が信頼できる人か、頼れそうな人かが重要な判断基準になりますよね。

 

もちろん、最初の問い合わせの時だけでなく、一度訪問してからの連絡が遅くなったり、急に対応が変わるようなことがあれば更に注意が必要です。

 

【不動産会社の真の価値は店舗訪問すればすぐわかる】

ここまで挙げた2つは不動産会社訪問前の段階ですが、最も重要なのは訪問した時の店舗やスタッフの対応です。

ここに、お客様をどれだけ大切にしているかが表れます。

 

 ●店舗の清掃

不動産会社の中には、机の上が汚かったり、出されたコップが必要以上に汚れていたり、床が汚かったり…店舗の清掃状況が良くないお店もあります。

大事なのは物件の質であったり、担当者の人柄であったりするから、清掃状況はそんなに気にしないでもいいのでは?と思われるかもしれません。

 

しかし、実はこういったところにも、お客様を大切にしているかどうかが表れます。

 

大切なお客様がご来店されることがわかっているのに店内清掃を手抜きできませんよね。

大切にする姿勢を確認する重要な要素ですので、是非チェックしてみてくださいね。

 

数年間住むことになるお部屋を契約することになるわけです。契約金も決して安い金額ではありません。だからこそ、信頼できる良い不動産会社にお部屋探しを任せるのはとても重要なことです。

 

 ●外国人向けの多言語の書類や備品、掲示物など

『外国人ウェルカムです』といった内容のポスターなどが代表的かと思いますが、外国人専門と謳っていながら、こういったものが店舗内に一切無いようでは専門性が高いとは言えません。

 

本格的なところでは、住まいのルールやマナー、暮らしの役立ち情報などを集めた冊子を用意していたり、契約書類や物件図面が多言語で用意されています。

どうすれば外国人のお客様にわかりやすく伝えることができるか、日本での暮らしが快適になるかを追究しているからこそ、このような発想に至るわけですね。

 

 

 ●接客態度

大切なお客様と考えていれば自然と言葉使い・身なり・態度すべてが良い方向に向かうはずです。その点がNGな不動産会社には注意しましょう。

参考までに少し良い対応と悪い対応を記載します。

 

<良い対応>

・入店したら、真っ先に笑顔でお出迎えしてくれる

・事前にメールや電話で伝えた内容に近い物件資料を複数準備している

・質問に対して丁寧に対応してくれる。

 

<悪い対応>

・パソコンばかり見ながら接客している。お客様にあまり目を合わせない

・事前予約したにも関わらず、訪問してから物件を探し始めたり、書類を用意する

 

表面的な部分だけではなく、会社全体でお客様をおもてなししようという精神が根付いた不動産会社は、このように店舗内装や接客内容までとことん追究しています。

 

 

【ライターの声】

いかがでしたでしょうか。お部屋探しをする時は、『不動産会社選びが重要である』ことが伝われば幸いです。

 

初めての日本でのお部屋さがしで失敗したくない外国人の方には、オススメの不動産会社もご紹介しています。

 

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この記事を参考にして、日本でのお部屋探しが良い体験になるよう祈っております

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