日本での賃貸物件でのルール【その② 共用部の使い方について】※動画付き

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日本での賃貸物件でのルール【その② 共用部の使い方について】※動画付き

2022-02-28

日本の住まい

 

 

賃貸物件はマンションやアパートが多い日本。

特に都心部には建物が密集しており土地自体が狭い為、賃貸物件は戸建てよりもマンションやアパートが多いです。

当たり前ですがマンションやアパートは一つの建物の中にいろんな方が住んでいます。

そしてエントランスや廊下、エレベーターなどその建物に住んでいるすべての人が利用する場所があります。

そこを日本では「共用部」と呼びます。

共用部には多くのルールや使い方に関するマナーがあり、それを破ると本来なら起こらない近隣トラブルが起きたり、最悪の場合住んでいる物件を退去させられてしまう可能性もあります。

 

日本での賃貸物件の「共用部の使い方」をしっかり理解しましょう。

 

 

■基本的な考え方

まずは基本的な考えとしては「お互いが気持ちよく過ごせるようにする」という点を念頭に置いておきましょう。

主に汚さない、清潔にしておく、周りを配慮する、などを心掛けると大きなトラブルになることは少ないです。とはいえ、これではとても抽象的ですね。

具体的にどこ箇所でどのようなルールがあるのか、その代表例を紹介していきます。

 

 

■廊下・エントランス

共用部と聞いて思いつきやすい箇所、物件の中の「廊下」や「エントランス」部分に関する注意点です。

 

・私物を置かない

エントランスの場合はチラシのゴミを捨てるために勝手に自分用のゴミ箱を設置したり、よくあるのは粗大ごみなどを一時的にエントランスに放置などすることです。もちろんしないことが一番良いのですが、やむを得ない場合は期間や理由を添えて管理会社に許可を取る必要があるでしょう。

 

また忘れがちなのが「廊下」です。これはエントランス付近の通路であれば想像つくのですが、自分の部屋の玄関前の廊下も同様に、私物を置いてはいけません。

理由は他の入居者の通行の妨げになる可能性がある点や、災害時・停電時にそれに躓いて二次被害を巻き起こす可能性がぬぐい切れないからです。

 

・ゴミを捨てない

これも私物を置かないのと同様の理由で、各所にゴミを捨ててはいけません。

通行の妨げや災害時のことを考えてというのはもちろんのこと、物件が汚れていては入居者同士が気持ちよく過ごすことができません。

ゴミを捨てる以外にも、家庭から出たごみをゴミの日まで一時的に共用部に置いておくことも控えましょう。そういった行為は自身の部屋の中(専有部)で行いましょう。もちろん部屋の中(専有部)もオーナーから借りているものなので、ゴミを貯めっぱなしにしたり、放置したことにより悪臭を放ったり、それに伴い害虫を寄せてしまうなどは言語道断。悪臭や害虫は近隣トラブルにも繋がりやすいので、清潔感を保って大切に共用部も部屋を使いましょう。

⇒日本でのゴミ出しルールについてはこちら

 

・宅配ボックスにずっと物を入れておかない

最近増えてきているのが、このトラブルです。宅配ボックスは不在時に非常に役に立つ便利な設備ですが、個数に限りがあります。

宅配ボックスに入っている自身の荷物はすばやく受け取り、常に入居者皆さんの荷物がきちんと届いても入れられる状態を保ちましょう。

 

逆に自身の荷物が、宅配ボックスが常に満杯であることが原因でずっと手元にこないのは、とても不便なことです。やはりここでも「お互いが気持ちよく過ごすため」に素早い受け取りをしましょう。

 

 

■バルコニー

日本人でもたまに知らない方もいますが、バルコニーも共用部なのです。

もちろん普段は他の部屋の住民が入る事は禁止されていますし、基本的には自分しか入りません。

ではなぜ共用部なのかというと災害時に避難経路としてバルコニーは使用されます。部屋によっては「避難用はしご」が設置されているのを見たことがある方もいるかもしれません。

 

・私物を置かない

先程述べたように、バルコニーは避難経路としての利用のために私物を置いてはいけません。

特に壁は非常時に突き破れるように、特別な壁で出来ています。ここに荷物が置いてあると非常時に荷物が邪魔をして突き破ることが出来ず、逃げ遅れてしまいます。

 

・BBQやパーティーをしない(煙が出たり、騒いだりする行為)

海外の方であれば、庭やバルコニーなどでBBQやパーティーをした経験がある方もいるでしょう。

しかし日本は土地が狭く、すぐ近くには別の方が住んでいます。

煙や騒ぎ声などは迷惑行為にあたります。また洗濯物に匂いがついたり、ダクトを通じて別の部屋の室内に匂いが入ります。絶対にしてはいけません。

 

 

■その他

・屋上に原則立ち入らない

屋上が原則入れない物件が多いですが、稀に簡易的な柵やそういったものがない物件もあります。

しかし日本の賃貸物件では基本的に立ち入りを禁止しています。

もちろん屋上で友人と騒いだり、そこで飲食などは絶対にしてはいけません。どうしても屋上に行く必要のある場合は管理会社やオーナーに相談してみましょう。

 

・共用部ではたばこを吸わない

前回の記事でも話をしましたが、共用部で煙草を吸ってはいけません。

ここまでお読み頂いた方なら分かるかもしれませんが、廊下や階段、バルコニーでも吸ってはいけません。吸いたい場合は近くの喫煙所を利用しましょう。

【煙草のルールについて詳しく知りたい方は前回記事をチェック】

 

 

■動画でも簡単解説!

 

■まとめ

今回は「共用部の使い方」についてお話ししました。

最初にお伝えした「お互いが気持ちよく過ごせるようにする」を念頭におけばそんなに難しいルールはありません。

とりあえず物を置かない、清潔に保つ、騒がない、匂いの出るものをしない、この辺りを守っていれば近隣トラブルなどなく過ごせます。

ぜひ日本での賃貸物件ライフを楽しんでくださいね!

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