【在日ベトナム人が解説!】ベトナムと日本の賃貸の違い

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【在日ベトナム人が解説!】ベトナムと日本の賃貸の違い

2021-11-20

日本の文化・慣習

 

 

ベトナムと日本の賃貸の違いがたくさんあります。ベトナムでは前家賃さえ払えばすぐに入居できますが、日本はそんな簡単ではありません。特に、はじめて来日した方、日本で初めて部屋を借りる方は日本の賃貸の手続きやかかる費用に驚くでしょう。今回はベトナムと日本の賃貸の違いをまとめて紹介します。

 

  1. 部屋の探し方

ベトナムで、募集している物件の前や電柱に貼ってある「空室あり」の張り紙の募集情報で簡単に部屋を探すことができます。また、phongtro123.com, chotot.com, batdongsan.com. などの不動産情報サイトを利用することもできます。

日本では、直接不動産会社の代理店に行って部屋探しを依頼するか、SuumoやAt homeのサイトを使って自分で物件を探しするのも可能です。しかし、これらのサイトに掲載されている物件は日本人向け物件が多く、外国人に紹介できる物件が少ないです。もしお部屋を探している方がいればこちらのサイトがおすすめです。

 

  1. 契約の形態

ベトナムで良い部屋を見つかりましたら、直接オーナーさんとやり取りすることができます。前家賃や敷金を支払って、当日または翌日に入居することができます。契約なしで借りられる物件も多いです。退去する場合は、事前にオーナーさんに伝えるだけで退去できます。

しかし、日本で部屋を借りる際の手続きは複雑です。直接オーナーさんにやり取りできず、不動産会社を経由して、借りる手続きが必要です。また、物件を申し込むときに日本国籍の緊急連絡先と保証会社の加入も必須です。(保証会社についてはこの記事を参考してください)入居までの流れは下記です。

-お気に入りの物件のお問い合わせする

-実際に部屋を見学する

-申し込み手続きをする

-保証会社の審査

-初期費用を支払う

-契約する

-鍵を受け取る

-入居、電気・水道・ガスの利用開始手続き

 

一般賃貸物件の契約期間は2年です。更新したい場合は更新料のお支払いと更新手続きを行います。契約期間内に解約する場合は事前にその物件の管理会社に告知しないといけません。告知期間は契約書に掲載されています。1年未満解約すると違約金がかかる場合もあります。

 

  1. 入居者

ベトナムでは、ルームシェアでお部屋を簡単に借りることができます。入居人数についてもオーナーさんに相談することもできます。また、退去するときに、オーナーさんに告知するだけで、友達などにお部屋を譲ることもできます。

それに対して、日本の賃貸物件はそんなことができません。賃貸物件により入居人数が限られており、ルームシェア不可の物件も少なくありません。契約者及び入居者の情報が契約書に掲載されており、入居者以外の方が入居して、その事実が判明した場合は、強制退去されることもあります。そのため、住人が増える場合は事前に管理会社に相談した方が良いと思います。

もちろん、勝手に退去したり、部屋を譲ったりしてはいけません。強制退去される可能性もありますので、要注意です。

ペットを飼うのも簡単なことではありません。ペット飼育可能かどうか事前に確認しなければなりません。ペット可能な物件であっても、別途敷金1ヶ月など条件が付加される場合もあります。

 

  1. 契約時に払う初期費用

ベトナムと違って、日本の賃貸契約の初期費用が高く、賃料の5.5倍だと言われています。一般的な初期費用の詳細はこちらです。

-前家賃:当月の賃料の日割りと翌月の賃料。例えば、11月20日に入居する場合は、20日から30日までの賃料の日割りと12月分の賃料が計算されます。

-敷金:通常は1〜2ヶ月の物件が多いです。退去する時に、 敷金から原状回復費用(クリーニング代)を精算した後、残ったお金が戻ってきます。

-礼金:一般的に1〜2ヶ月の賃料です。オーナーさんに物件を貸してもらう感謝の意を込めて支払われるお金です。敷金とは違い、戻ってこないお金です。

-仲介手数料:賃料の1ヶ月の税込です。物件を紹介してくれた不動産会社に支払います。

-保証会社の保証料: 一般的に総賃料の50%〜100%で、更新料は1年毎1万かかります。

-火災保険:2年間で15000円〜20000円かかります。オーナーさんや管理会社が指定した保険の加入が必須です。

-鍵交換代:鍵の種類によって15000円から20000円かかります。

 

  1. 退去する時に払う費用

ベトナムでの退去は、事前にオーナーさんに告知して、滞納などがなければ、お金を払わずに退去できますが、日本での退去は簡単ではありません。物件によって告知する期間が決まっています。また、以下のことをしなければなりません。

-水道、ガス、電気の解約手続き

-不要な荷物や家具家電の処理

-原状回復費用(クリーニング代)の精算

 退去する時に注意すべきポイトンはこちらです。

 

 

  1. まとめ

日本での賃貸の手続きは手間やお金がかかり、大変だと思っている人が少なくありません。以上のことを覚えておくと日本での賃貸の手続きがスムーズになります。最適なお部屋で快適な生活を送れますと良いですね。

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