【女性でも安心】都心の賃貸物件を安く借りる方法とは?~安いのは事故物件だけではありません!~
2021-06-10
日本の住まい
平均家賃相場の世界ランキングで常にTOP10に入り続ける東京都。
せっかく都心に住むことになったのはいいけれど、家賃が高すぎてなかなか物件が決まらない…
そんな方のために今回は「都心の賃貸物件を安く借りる方法」をお伝えいたします。
しかし家賃が安い物件と聞くと、事故物件を紹介されるのでは?と思う方も少なくはないと思います。事故物件が安いのは当たり前。
初めて来日される方はもちろん、今まで日本にはいたけれども東京に住んだことがない方にも役立つ情報です。また都心はもちろんですがその他の地域でもこの方法で家賃が安い物件を探せる可能性があるのでぜひ参考にして下さい。
■繁忙期を避ける
賃貸不動産屋が最も忙しくなる繫忙期は4月に引っ越す人が多く来店する1~3月です。
また法人契約で転勤・異動の方は秋に増える傾向があるので、お引っ越しをする方が少なくなる、つまり閑散期は春~夏です。この閑散期が安い物件を借りるには狙い目なのです。
なぜかというと、物件のオーナーさんは繁忙期で物件を借りてくれる人が現れず、お部屋探しをする人自体が減る春夏もそのままで過ごしていたらいつまでも契約されず家賃収入が得られません。
当然、1日でも早く借りる人を見つけるために対策を練ります。それが家賃の安くしたりやフリーレント(家賃を1ヶ月など決められた期間無料にすること)、敷金礼金をゼロにすることなどです。これは通常、家賃の5~6か月分の費用が必要になる初期費用を安く借りれるチャンスでもあります。
また毎月の家賃は契約したときの金額を支払い続けるので、途中で金額が変わることは基本的にありません。そのため年間で一番お得なタイミングを逃さないように閑散期を狙って物件探しをすることをおすすめします。
■物件の室内条件を見直す
都心に限りませんが人気な物件はそのほとんどが築年数が浅く、室内が綺麗で設備も最新、水回りも清潔感があって、洋室も広くて上の階で…と、良いこと尽くめ。もちろんそのような物件は家賃が高いです。
しかし当たり前ではありますが、人気のない物件は先ほどもお話しした通り、契約者がいつまでも決まらずオーナーさんは困ってしまい家賃を安くしている傾向があります。
では具体的にどんな条件が賃貸物件の中で家賃の安い物件を借りるときに、狙い目になるのかももちろんお伝えします。
①築年数が古い物件
これはシンプルに古ければ古いほど安くなる傾向があります。
しかし地震の多い日本ではあまりにも古すぎると耐震性に欠けるので注意が必要です。
1つの基準として今も適応されている新耐震基準は1981年6月1日に施行されているものなのでそれ以降に建てられた物件がおすすめです。
もし安さを最優先にするのであれば、上記の築年数よりさらに古いと人気がさらになくなり、より家賃の安い物件になっているのでそこを狙ってみて下さい。
②バストイレ一緒
バスとトイレが別の部屋にあるタイプの物件を日本人はとても好みます。
そのためバスとトイレが一緒のタイプ(3点ユニット)も家賃が安くなりやすいです。
③エレベーターなし
エレベーターは3階以上ある物件にはついている。と思っていませんか?実はそんなことはありません。5階まではエレベーターを設置しなくても良いのです。
オーナーさんからみるとエレベーターを設置するのはコストが非常にかかるので、建てる時に安くすみ、嬉しいのですが入居者からの人気がなくなるので設置します、そしてその分家賃が上がります。
もし階段でも問題ない方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
■駅から離れた物件
先ほどは物件の室内条件を見直しました。しかし室内条件は絶対に譲れない!でも安い物件でないと借りれない、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために今度は物件自体の場所を見直してみましょう。
日本人は外国人の方に比べて、家から駅までの距離を少しでも短くすることにこだわりを持つ人が多いです。大体の方は駅から歩いて10分までと仰います。
確かに東京都でも山手線周辺などの都心部は最寄り駅から15分程度あるくとどこか別の駅に着くことが多いのですが、それでもやはり駅から離れると安くなる傾向はあります。
もし歩くことに抵抗がない、もしくは自転車など利用しても良いと感じる方は賃料の安い物件を手に入れるために駅から遠い物件を選びましょう
■不動産会社と仲良くなる
今までは安い物件を探すために探す時期や条件についてお伝え致しましたが、どれもかならず不動産屋さんがいなくては借りることができません。
もちろん不動産屋さんはあなたのために物件を一生懸命探してくれます。
しかし、もしもあなたが予約した時間を守らなかったり、何日も連絡が取れなかったり、身分を偽ったり、不動産屋さんとした約束を破ったりするとしましょう。
不動産屋さんがあなたに対しての信頼がなくなり、より良い物件を別のお客様に紹介してしまうかもしれません。
彼らも1日の間に何十人という別のお客さんや取引業者がいて、あなたの物件を探す以外にもほかの方のお部屋探し、契約などたくさんの業務に追われています。
そんな中、先ほどのような態度をとってしまうとあなたのお部屋探しにより積極的に協力してくれる不動産屋さんはいなくなってしまうでしょう。
より良くて安い物件を借りるためには、不動産屋さんとの約束事をしっかり守り、良好な関係作りも近道の一歩になります。
■まとめ
誰もが借りたいと思う、家賃が安くて良い物件。
ただ営業スタッフでこんなことを言う方がいます。
「お部屋探しは恋人探しに似ている。100点満点のパートナーはいないから、自分の譲れない点、妥協できる点をしっかり考えなければならない」
これは筆者自身の経験も踏まえても当てはまっていると感じます。
それに人気が絶えない都心で賃料が安い物件を借りるのは難しいです。
しかし今日お伝えし安く借りる方法の4つを踏まえて探せばきっとあなたにぴったりな素敵な物件に出会えるでしょう。