メニュー

【給料の受取から携帯支払いまで】外国籍の方向け 日本の銀行口座の作り方

wagayaジャーナル

日本のこと、街のこと、暮らしのことなど
日本での生活に役立つことを発信しています。

【給料の受取から携帯支払いまで】外国籍の方向け 日本の銀行口座の作り方

2020-11-11

日本の文化・慣習

 

 

「日本で銀行口座を作りたいけど、何を準備したらいいかわからない」

「銀行口座を作るためにどんな手続きをすればいいんだろう」

そんな不安や疑問を抱えていませんか?

 

日本で過ごす中で、自分の国や地域との文化やルールの違いに戸惑うこともたくさんあるでしょう。

日々生活していく上でお金の管理はとても重要ですが、銀行口座を作るための手続きは、複雑でわかりづらいですよね。

 

この記事では、これから日本で銀行口座を作る外国人のみなさんに向けて、必要な準備や手続きの流れをわかりやすく解説していきます。

 

 

 1 .口座開設に必要な条件と準備

外国人の方が日本で口座を開設するためには、一定の条件を満たさなければいけません。

また、銀行以外の機関で他の手続きを事前に済ませておく必要もあります。

口座を開設する前にしっかり確認して、準備しましょう。

 

 

1-1 必要な条件

外国人の方が日本で銀行口座(普通口座)を開設するには、以下の2つの条件が必要です。

まずは、自身が口座を開設するための条件を満たしているか確認しましょう。

 

・日本に6ヶ月以上滞在し、在留カードを持っている

・住民票を持っている

 

ただし、日本に3ヶ月以上在留している場合であれば、「非居住者円預金」という口座を開設することは可能です。海外送金の制限や口座から引き落としができないといった制約があるので、注意しましょう。

 

1-2 必要な準備

口座を開設する際には、連絡可能な電話番号が必要となります。

まず電話会社と契約をして、連絡可能な電話番号を取得しましょう。

 

また重要な契約時、海外では手書きのサインをすることが主流かもしれませんが、日本では印鑑を使用することが圧倒的に多いです。

銀行口座を開設する際にも印鑑を求められる場合があるため、自分の名前の印鑑を作りましょう。

 

【外国人専門の携帯電話のご紹介はこちら】

 

1-3 口座開設をする際、用意するもの

口座開設のための条件を満たし、準備ができたら、以下の必要な書類を用意しましょう。

 

・本人確認書類

有効期限内の在留カード、特別永住者証明書、健康保険証、パスポート、運転免許証

(学生証や社員証が必要な場合があります)

 

・現住所を証明できるもの

住民票、公共料金(ガス、電気、水道、など)の請求書や領収書

 

新しく銀行口座を作る前に、

①本人確認書類 ②現住所を証明できるもの ③印鑑 ④電話番号

が用意できたら準備完了です。

 

【日本の印鑑についてはこちら】

 

 

2 .銀行口座を開設しよう!その①

準備が完了したら、いよいよ口座の開設に移ります。

口座を開設するには、大きく2つの方法があります。

 

(1)銀行の実店舗に直接行って手続きをする

 

(2)ネット銀行など、オンライン上で手続きをする

 

銀行によって手続きの手順や必要な物が変わるので、事前に確認しておく必要があります。

ここでは、外国人の方におすすめの銀行を2つご紹介します。

 

 2-1おすすめ銀行紹介

  • ゆうちょ銀行

【おすすめポイント】

・全国で約2万4千の窓口と3万2千のATM(英語、中国語など16言語対応)がある

・日本での滞在期間3ヶ月以上であれば、海外送金の制限などがない普通口座の開設が可能

・最初の預金金額は0円で手続きができる

 

  • 新生銀行

【おすすめポイント】

・英語対応のサイトから、オンライン上で全て手続きが完了する

→日本語のコミュニケーションが苦手な方でも、安心してすぐに口座を開設できる

・ネット銀行なので、いつでもどこでも申請が可能

・手数料が安い

 

 

 3 .銀行口座を開設しよう!その②

実際に、銀行口座を開設する手続きの流れを確認しましょう。

 

3-1 実店舗の銀行で手続きする場合

①来店

必要書類や印鑑を持って店舗に向かいます。自宅や勤め先の近くにある店舗を選ぶといいでしょう。

外国人の方が利用しやすい「ゆうちょ銀行」の口座を開設する場合は、郵便局で直接手続きを行わなければいけません。時間帯や混み具合にもよりますが、待ち時間を含めて30分から1時間ほどかかることが多いです。時間に余裕を持っておきましょう。

 

②申し込み手続き

必要書類の確認や、契約書類へのサインや押印を行います。

通帳は当日受け取ることができ、口座も使用できるようになります。

口座を利用する際に4桁の暗証番号が必要となるので、誕生日など予測しやすい番号を避けて、あらかじめ番号を考えておくとスムーズに進むでしょう。

 

 3-2 オンラインでの手続き

ネット環境を整えてから、提示される手順にしたがって手続きを進めましょう。

 

 

 4 .まとめ

日本では給与、家賃の支払いなどで口座を使用することが非常に多いです。

1つ1つの手順を確認しながら、口座を開設していきましょう。

その他おすすめの記事を見る