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外国人留学生が日本で部屋探しする方法とその注意点について

wagayaジャーナル

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外国人留学生が日本で部屋探しする方法とその注意点について

2023-11-18

日本の住まい

 

 

外国人留学生の方々が来日して直面する最初で最大の課題と言って良いのが、日本での部屋探しとその契約です。

 

以前より改善されつつあるとは言え、外国人留学生の方々にとって日本での部屋探しと契約はまだまだハードルが高いのが現状と言って良いでしょう。

 

そこで本記事ではこれから日本へ留学を予定している外国人留学生の方々を対象に、どのように部屋探しを行えば良いかや、契約にはどのような書類が必要かなど、契約手続きのポイントをわかりやすく解説致します。

ぜひ参考にしてください。

 

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■外国人留学生が最初に確認すべきこと

・学生寮

自身が通う学校で既に準備されている寮があるかもしれません。

まずは学校の先生などに、事前に住む部屋が学校側で用意されているかを確認しましょう。

 

学生寮は手続きが簡単で、学校からアクセスが良くセキュリティもしっかりしていることで人気があります。

 

日本では、スタジオタイプ(ワンルームタイプ)の学生寮が多いですが、それでもやはり共同生活であるためプライバシーが確保しづらかったり、門限があったりと、生活が制限されるという点や、自身のライフスタイルや好みに合わない間取り・室内設備であることも多く、一般の賃貸物件を契約する学生さんも多いです。

ここからは、自身で部屋を探す場合について説明します。

 

 

■家賃を基準に資金を準備しておきましょう

日本で部屋を借りる場合、契約段階でかなりまとまった資金が必要になってきます。

 

日本での生活費や学費とは別に、不動産契約のための資金を事前に準備しておくことが日本での部屋探しにおいての重要な前提条件と言えます。

 

ではどのような費用が契約時に必要か、代表的なものをご紹介しましょう。

 

・初月度家賃

日本では、家賃は前払いが慣例です。

そのため契約を結ぶ際に、初月度1ヶ月分の家賃の支払いがまず必要となります。

 

 

・敷金

敷金とは物件オーナーが預かる保証金のようなものです。

賃借人が退去する際、問題なければ全額返済されますが、賃借人側の落ち度で部屋の修繕が必要となった場合、敷金からその費用が差し引かれ、残金が賃借人に返却される仕組みになっています。

敷金は家賃の2ヶ月分程度が相場です。

 

 

・礼金

物件のオーナーへの御礼として支払う金額で、こちらは原則戻ってきません。

礼金は家賃の1ヶ月分から2ヶ月分という場合が多いです。

 

 

・仲介手数料

部屋を仲介してくれた不動産仲介会社へ手数料として支払うのが仲介手数料で、家賃の1ヶ月分が目安です。

つまり日本で賃貸契約を行う場合には、これらの合計額、最大で一月分の家賃の6倍程度の資金が契約段階で必要となります。

 

例えば月6万円の家賃で部屋を借りる場合なら、6万円の6倍で36万円ほど必要となる計算です。

一月分の家賃としていくら負担できるかを考え、およその家賃を設定したら、この計算式に従い、6倍の日本円相当額を契約資金として準備するようにしてください。

 

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■必要書類を整えましょう

ネットなどを駆使し、いくら気に入った部屋が探し出せたとしても、契約に漕ぎ着けなければその部屋に住むことはできません。

日本の不動産賃貸契約は、物件オーナー保護の観点から入居において少々厳しい審査が行われます。

 

審査をクリアするには、最低でも次の書類が不可欠です。

・在留カード

・パスポート

これらの中で特に大切なのが、在留カードです。

在留カードは日本に中長期間在留する外国人の方に対し、適法に在留することを証明してくれる証明書の役割があります。

 

特に不動産の賃貸契約といった場面では、パスポート以上に重要な書類と言って良いでしょう。

 

もしこの記事を海外居住地で読まれている留学予定者の方は、新千歳、成田、羽田、中部、関西、広島、福岡以上7つの国際空港のいずれかを入国審査時の空港として利用することをおすすめします。

 

なぜならこれらの空港以外で入国審査を終えた場合、在留カードを発行してもらうには住居となる市区町村にて手続きを行う必要があり、その際、住居が決まっていなければならなくなるからです。

 

つまり部屋探しの前に一時的であっても住居を確保する必要があり、その分ハードルが上がってしまいますので、これら7つの国際空港をできる限り利用するようにしましょう。

 

 

■必要となってくる書類など

不動産契約時に、求められることが多い書類などについてもご紹介しておきます。

 

・印鑑と印鑑証明書

日本での不動産契約は署名方式ではなく、証明書を発行できる印鑑で行われるのが一般的です。

従って日本に到着したら、できるだけ早い段階で印鑑を制作しておくことをお勧めします。

 

ただし、印鑑は作ることができても、印鑑証明書は日本に定住地がない時点では発行して貰えませんので、この点は後述する不動産仲介会社と事前相談しておく必要があります。

 

・在学証明書

不動産仲介会社や保証会社、あるいは物件オーナーの要望で在留カードとは別に在学証明書が求められる場合もあるので、こちらも事前に準備しおくと良いでしょう。

 

・日本の銀行口座

日本の銀行口座は国内での住民登録がないと開設できませんが、家賃支払いの他、水道料金、ガスや電気代といった公共料金の支払い時に必要になってきます。

従って契約条件として、所定の期間内に日本の銀行口座の開設が求められ、それを実行しないと解約される場合もありますので、こちらも必須要件と考えてください。

 

なお日本の銀行口座開設でも「印鑑」は必須となります。

このように、日本の生活で印鑑は欠かすことができないものです。

できるだけ速やかに作っておくことをお勧めします。

 

 

■部屋探しは不動産仲介会社選びがすべて!

必要な書類や資金をすべて整えたとして、では部屋探しはどうすれば良いのか。

日本の不動産契約は身内同士などの例外的な場合を除けば、不動産仲介会社を介して行われるのが通常です。

 

従って外国人留学生の方々がやるべきことは「部屋探し」ではありません。

「外国人留学生や在留外国人の仲介で実績がある不動産仲介会社」をまず探し出し、その仲介会社を通じて部屋探しを行ってもらうことです。

 

残念ながら、日本の物件オーナーの多くは言葉の壁や習慣の違いといった理由から、外国人留学生へ部屋を貸すことに積極的ではありません。

そうした物件オーナーの考えは、取引を行っている不動産仲介会社が個別に把握している情報で、ネット上の情報として出回ることは殆どないのです。

 

また、万一の家賃滞納に備え、不動産契約では連帯保証人を立てるか、保証会社と契約することが賃借人に求められますが、外国人留学生にも対応している保証会社は限られています。

そうした数少ない保証会社も、実績がある不動産仲介会社なら紹介が可能となるからです。

 

経験や実績が豊富な不動産仲介会社を自分のパートナーとして選び、その会社へ物件探しを依頼することが、日本での部屋探しを成功させる上で最も大切な要件と言っても過言ではありません。

 

 

自分の部屋探しだから、できれば自分で自由に探したいと考える方もきっといるでしょう

しかしながら外国人留学生の方々にとって日本での部屋探しと契約は、まだまだ易しいものではありません。

 

だからこそ、外国人留学生の方々の物件探しや契約のサポートを得意としている日本の不動産仲介会社を味方に付けることが、日本での住まい確保において大変重要になってくるのです。

良きパートナーを得て、ぜひ日本での素晴らしい留学生活をエンジョイできるようにしてください。

 

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