【都道府県の魅力】広島県 ~厳選おすすめポイント~
2022-02-10
日本の観光・娯楽
広島県には世界遺産から大自然まで観光を楽しめるだけでなく、食も魅力がたくさんあります。
東京から広島県に行くのには飛行機で約1時間半、新幹線で約4時間かかります。ふらっと日帰りで行くのは難しいですが、見どころがたくさんある広島の旅はじっくりと時間をかけて楽しむことがおすすめです。
この記事では、広島県の魅力をご紹介します。
目次
広島県の魅力【食】
広島県には知られざる食の魅力が豊富にあります。
ここからは広島県の食の魅力をご紹介します。
(h3) お好み焼き
言わずと知れた広島を代表するソウルフード、お好み焼き。
お好み焼きには、「広島風」と「大阪風」があり、麺やもやしが入っていたり、生地と具を混ぜずに重ねて焼くなどが広島風の主な特徴です。
目の前に広がる鉄板で作られる様子は迫力満点です。提供されるお好み焼きは最後までアツアツで食べることができます。通のお客さんのように箸を使わずにヘラを使って小さく切りながら食べてみるのもおすすめ。
広島市の中心部には「お好み村」というお好み焼き屋が軒を連ねる場所があります。食べ比べしながら自分好みのお好み焼きを見つけるのも広島ならではの楽しみです。
(h3) 牡蠣(カキ)
広島県の牡蠣(カキ)生産量は全国1位を誇ります。
広島県の環境は、牡蠣の生育に最適な条件がそろっています。島や岬に囲まれる広島湾は、潮の流れが適度にありながら波が静かな穏やかな地形は牡蠣の生育に向いています。また、広島湾には梅雨時期から夏の時期になると、河川水によって海水中に塩分濃度がちがう層ができます。牡蠣は少し薄い海水を好むため、この程よい塩分濃度が牡蠣にとって良い条件になるのです。
先ほど紹介したお好み焼きに牡蠣をトッピングできるお店もあります。牡蠣とお好み焼きのマリアージュを一度に楽しむのもおすすめです。
(h3) あなごめし
あなごめしは世界遺産厳島神社がある宮島の郷土料理です。
宮島近海では、身がしまったあなごが獲れるため、あなごめしは漁師めしとして愛されてきました。
「あなごめし」のご飯の上に蒲焼のあなごをのせたものです。ご飯は普通の白飯ではなく、あなごの「あら(頭や骨)」のダシで炊いたご飯なので、ご飯にもあなごの香りがふんだんに詰まっています。
あなごのダシで焚き上げたご飯はコクがあり、ふっくらと焼けたあなごの相性は抜群です。
(h3) 尾道ラーメン
広島県は実はラーメン県としても有名です。
広島を代表するラーメンは「広島ラーメン」と「尾道ラーメン」の2つがあります。いずれもしょうゆベースですが、全く別物です。
広島ラーメンは、しょうゆベースでありながらスープの色は白く、豚骨と魚介類により生み出される複雑な旨味が特徴です。
一方、尾道ラーメンは黒色で広島ラーメンとは対照的な色をしています。鶏ガラに小魚などのダシでとったスープに背脂がふんだんに乗っています。
広島ラーメンによく使われているもやしは尾道ラーメンでは使われていません。
尾道に行かずとも広島市内でも尾道ラーメンは食べられるので、広島市内でラーメンの食べ比べをするのも楽しみです。
広島県の魅力【観光】
ここからは広島県の観光の魅力をご紹介します。
(h3) 厳島神社
広島県の観光スポットとして外国人の方にも有名なのが「宮島」です。宮島にある「厳島神社」はユネスコ世界遺産に登録されています。潮が満ちている時には鳥居は海につかっていますが干潮時には歩いて鳥居をくぐることも可能です。船頭さんがこぐ手漕ぎ舟にのって鳥居を舟で渡るアクティビティも人気です。
8月には宮島水中花火大会が開催され、鳥居と花火、水面に移る花火の光のコラボレーションは宮島でしか見ることができません。
(h3) 原爆ドーム・平和記念資料館
世界で唯一の戦争被爆国である日本。原爆ドームは原爆の悲惨さを後世・世界に伝え続けるための記念碑で、広島市の中心地にあります。
原爆の威力を伝える迫力と荘厳な出で立ち、過去の歴史に圧倒されるでしょう。
近くには平和記念資料館や平和記念公園があります。
(h3) 尾道・千光寺
尾道には広島市内から電車で1時間程度で行くことができます。
どこか懐かしさと趣のある町は映画作品の舞台としてもよく使われています。瀬戸内海を一望できる「千光寺(せんこうじ)」も尾道ではぜひ立ち寄りたい観光スポットです。
尾道は猫の町としても有名で、観光中に出会える猫は癒しそのものです。猫をモチーフにしたお店もたくさんあるので猫好きの方にもおすすめです。
広島県の魅力【自然】
広島県の魅力は迫力満点の自然もあります。
ここでは広島県の自然の魅力を解説します。
(h3) 帝釈峡(たいしゃくきょう)
帝釈峡(たいしゃくきょう)は国の名勝の1つで広島県を代表する峡谷です。春の新緑から秋の紅葉まで見ごたえのある素晴らしい景色が広がります。
3つのエリアに分かれる帝釈峡の周辺地域の中でも「上帝釈峡」では天然の橋「雄橋」の景観は圧巻です。その神秘的な美しさから雄橋は「神の橋」とも呼ばれています。
(h3) 三段峡(さんだんきょう)
帝釈峡と共に広島県を代表する景勝地として知られる「三段峡(さんだんきょう)」。
ガイドブックにはあまりのっておらず知る人ぞ知る秘境感あふれる絶景スポットです。
フランスの旅行専門誌で過去に三ツ星を獲得したこともある三段峡。森林セラピーツアーという、自然の雄大さの中で心も体もリフレッシュできるプログラムもあります。
(h3) 灰ヶ峰(はいがみね)
灰ヶ峰(はいがみね)は日本夜景100選に選ばれている夜景スポットで瀬戸内海へ広がる夜景はロマンチックです。瀬戸内海に浮かぶ遠くの島々と山の夜景は東京では見ることのできない景色です。
訪れる時間によって見られる景色も変わるため、夕暮れ時から夜までの表情の移り変わりを楽しむのも灰ヶ峰の楽しみ方の一つとしておすすめです。
まとめ
この記事では広島県の魅力を紹介しました。
広島県は外国人の方に人気の京都や大阪の関西方面からアクセスしやすく、広島ならではの食・観光・自然の魅力があります。
1年中楽しめる魅力あふれる広島県。知られざる広島県の魅力を発見しに行ってはいかがでしょうか。