日本の習慣、礼金とは?敷金との違いと併せて解説!

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日本の習慣、礼金とは?敷金との違いと併せて解説!

2021-10-30

日本の住まい

 

 

日本の賃貸物件の契約時にかかる費用のひとつに、礼金という項目があります。

部屋を借りる際にこの礼金を支払う国は少ないそうです。

 

では何のために支払う項目なのでしょうか。

今回はこの疑問にお答えしていきます。

 

 

・礼金とは

礼金とは、日本語でお礼のお金、と書きます。この言葉の通りオーナー様へのお礼・感謝の意味を込めて支払うお金のことです。

 

昔の日本では物件自体が少なく、ましてやその部屋を貸してくれる人も少なかった為、このようなお礼金をお渡していた風習があったことが起源です。

物件が多くある現代であっても、この風習は残っています。

相場は家賃1か月~2か月分です。

 

あくまでお礼としてオーナー様にあげるお金ですので、退去時に返金や室内の清掃費にあてることはできません。

 

 

・敷金とは

敷金とは入居時の預入金で、退去時の清掃費や家賃滞納した場合の担保分としての意味合いで支払います。

 

退去時の室内状況に応じて清掃費の金額が決まり、この清掃費を差し引いた金額が返還されます。

(家賃滞納の補填として利用された場合はすぐに再度同額を預け入れる必要があります)

こちらも相場は家賃1か月~2か月分です。

 

 

・礼金と敷金の違い

借主目線での一番大きな違いは、退去時に返金されるか否かです。

 

礼金が返金されることはありません。

一方で敷金は、清掃費用に応じて差し引いた金額が返金されます。

(もしくはかなり汚したり、家具を残したまま退去すると退去時の費用が高額になり敷金の預入金では足らずに追加費用請求される場合があるので注意してください。)

 

金額や名前の似ている2項目ですが、使用の用途が全く異なります。

 

 

・礼金なし物件のメリットデメリット

一番のメリットは、初期費用が安くなることです。

 

都心部から離れると礼金なしの物件が多くあります。

一方、東京都内や利便性が高い物件、新築物件など人気の物件ほど礼金がついていることが多いです。

その為、礼金がない物件は人気があまりない物件であることがあります。

 

これは空室を嫌い、1日でも早く入居して欲しいという希望のあるオーナー様が、1円でも安く入居したい入居者の要望を考慮して価格設定を行った結果です。

 

その他にも同様の理由で、日本の不動産業界内で閑散期である夏の時期は引っ越しをする方が少なくキャンペーンとして一時的に礼金なしにする物件もあります。

逆を返すと、繁忙期である12-3月頃は入居したい方が多く集まりやすいため、礼金を設けている物件が増えますので、引っ越しを検討する時期はとても重要です。

 

 

・まとめ

日本独自の習慣である礼金、エリアによって有無が大きく異なります。

他にも西日本では敷引きや償却、という制度もあったりします。

詳しくは不動産会社のスタッフに聞いてみると良いでしょう。

 

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