【在日外国人の方必見】日本から海外/母国への送金方法
2021-02-24
日本の文化・慣習
「海外/母国にお金を送金したいけどやり方がわからない」
「どんな金融機関やサービスを利用したらいいんだろう」
このような思いや不安を抱えていませんか?
母国にいる家族などへの送金や留学費用の支払い、自分名義の母国の口座への入金など、お金を海外に送金したい場面はたくさんありますよね。
この記事では、海外に送金する方法やおすすめの金融機関、サービスについて詳しく解説していきます。
1 海外/母国に送金する方法
日本から海外に送金する場合、大きく2つのやり方があります。
・各種銀行を介して送金する方法
・海外送金サービスを利用する方法
金融機関や利用するサービスによって、送金受取可能国や取扱硬貨、送金手数料の違いがあります。
詳しくみていきましょう。
2 銀行を利用する
海外送金を行う際は、日本の銀行口座が必要となることが多いです。
自身の銀行口座をお持ちでない場合、銀行口座の開設と海外送金が可能な金融機関を利用するといいでしょう。
2−1 銀行の窓口から海外に送金する
大手銀行や地方銀行などの金融機関から海外送金をするには、主に窓口での手続きとなることが多いです。
①必要書類・受取人の英文情報を用意する
・本人確認書類
パスポートや在留カード、特別永住者証明書など本人確認書類を用意しましょう。
本人確認書類に顔写真がない場合は、2種類の書類が必要になります。
・マイナンバー確認書類
海外送金の際は、マイナンバーの確認が行われます。マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載のある住民表(写し)などを用意しましょう。
・届け印、通帳
場合により、送金目的や資金原資を確認できる書類を提示するよう求められることがあります。
・受取人の英文情報
受取人について聞かれますので、以下のような情報についてあらかじめ確認を取りましょう。
●受取人の銀行名、支店名、住所
●SWIFTコード/BICコード:銀行識別コード
●受取人の口座名義、口座番号
●受取人の住所
②銀行の窓口に行き、必要書類を提出する
銀行口座の営業時間は基本的に、平日月曜日〜金曜日の9:00〜15:00です。
③海外送金依頼書を作成する
担当者の案内に沿って、海外送金に必要な依頼書を作成します。
受付時間や外貨の種類によって、翌日付の扱いとなることがあります。
銀行の窓口での海外送金は3〜5営業日ほどかかることが多いです。
2–2 ネット銀行から海外に送金する
ネット銀行は24時間、海外送金を受け付けています。基本的な手順は以下の通りです。
①必要書類・受取人の英文情報を用意する
基本的には銀行での海外送金に必要な必要書類や受取人情報と同様の物を用意します。
口座開設時に本人確認書類を、海外送金利用前にマイナンバー確認書類をアップロードしておけば、都度の確認は不要です。
・本人確認書類
・マイナンバー確認
・受取人の英文情報
②アカウントにログインする
ネット銀行口座やアカウントを開設し、ログインしましょう。
③海外送金手続きをする
ネット上の案内に従って、手続きを行います。
2−3 おすすめの銀行2選
【おすすめポイント】
・日本での滞在期間3ヶ月以上であれば、海外送金が可能な普通口座の開設が可能
・仲介手数料等が一部の国は無料
【おすすめポイント】
・銀行口座を開設しなくても海外送金が可能
・1度の手続きで複数の送金先への送金が簡単
3 海外送金サービスを利用する
海外送金に特化したサービスを利用することで、比較的銀行よりも早く、安い手数料で海外に送金することが可能です。
サービスの種類によって、オンライン上で手続きが済むもの、取扱店で直接手続きを行うものなど海外送金の方法は様々であるため、それぞれの手順に従いましょう。
3−1 おすすめの海外送金サービス2選
【おすすめポイント】
・銀行に比べ最大8倍安い手数料で送金が可能
・サイト内にある手数料計算ツールに送金額や送金先の通貨を入力すると、実際にかかる金額が確認できて便利
【おすすめポイント】
・短期間での海外送金が可能
(現金受取で送金する場合は、最短で10分間、通常1〜3時間程度・銀行口座に送金する場合は、最短で10分間、通常1〜2営業日)
4 まとめ
銀行や海外送金サービスを利用することで日本から海外に送金することができます。
各種サービスを比較して、自分にあった送金の仕方を選びましょう。