【賃貸のインターネット事情】マンションやアパートでのインターネットの種類について
2018-11-19
日本の住まい
今回は、マンションやアパートにおけるネット利用について皆様に情報をお届け致します。
近年ではスマートフォンの普及率も上がり、パソコンだけでなくタブレットやスマートフォン、ゲーム機などを自宅で利用する機会も増えてきているのではないでしょうか。
そういったインターネットの活用幅が広がった事によって、YouTubeや映画を見たりするとどうしても容量を使ってしまうので、スマホのプランだけでは足りず、お部屋で契約している方も多い事と思います。
家族と一緒に住んでいるときは当たり前のように使っていたインターネットですが、いざ一人暮らしなどを初めてみると、どのように契約して良いのか、どのような回線があるのか、月いくらくらいかかるのかなど、今まで知らなかったことがたくさん出てきて困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで大きくわけて二つのインターネットのタイプについてメリット・デメリットを交えてお話し致します。
【ファミリータイプ】
集合住宅以外の戸建てにお住いの方は基本的にこちらの『ファミリータイプ』でのインターネット利用になります。
利用料金については後で記載するマンションタイプよりはやや割高になります。世帯単位で契約をすることになり、直接自宅に回線を引き込むことになります。
野外の電線を自宅に引き込むだけで済むので比較的容易に工事が出来ることが多いです。
★メリット
・1世帯1回線での利用なので、干渉されることが少なく通信速度が速い
・回線の引き込み工事から始めるため、色んなプランが選択・利用できる
★デメリット
・マンションタイプより料金が割高
【マンションタイプ】
次に『マンションタイプ』のインターネットは、マンションやアパートの共用部分までインターネット回線を引き込み、その後に各部屋に配線し、利用することになります。
複数の世帯で利用することが前提で回線を引き込むため、1世帯で回線を引き込み利用するファミリータイプより料金が割安になります。
★メリット
・複数世帯で契約することが前提のため、利用料金が割安
★デメリット
・他世帯との共有になることが多いため、皆が使う時間帯は通信速度が遅くなる場合がある
・使える回線の選択肢が少ない(マンションなどによって決まっているため)
簡単に記載させて頂きましたが、ファミリータイプとマンションタイプには違いがあり、それぞれのメリット、デメリットがあります。
また、複合住宅(マンションやアパート)にお住いの方は、マンションタイプだけでなく、ファミリータイプが利用できる場合があります。
賃貸にお住いの方は、回線を引き込む必要があるため、建物の管理会社やオーナー様の許可を得ることが出来れば利用が出来ることになります。
ただし、工事内容によっては、穴を開けたりすることもあるためなかなか許可が出ない場合もあることは知っておいてください。
もしマンションタイプもファミリータイプもどちらも利用できる環境が整っていれば、選択肢も増えるため、家でお仕事をする機会が多い方やネットゲームなど通信速度を気にする方にとってはありがたいですね。
今まではインターネット回線を『部屋に引き込み利用する』ことを前提として話をしていましたが、別のインターネット利用方法として、『モバイルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)』という利用方法もございます。
そちらについて説明させて頂きます。
【モバイルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)】
色んな商品が出ているため、色んな呼び方で呼ばれることが多いですが、簡単に言えば「持ち運びができ無線で使えるインターネット」という解釈で良いかと思います。こちらの最大のメリットとしては、家の中でも外でも使えるということです。
持ち運び可能で無線で使えるためもちろん工事なども必要ありません。
色んな会社がたくさんのモバイルWi-Fiルーターを出しているので、容量やスピードなど選択肢が多いです。
★メリット
・家の中でも外でも利用が出来る
・工事が必要ないので、比較的容易に利用が開始できる
★デメリット
・利用する場所によっては通信速度が遅いことや利用できないこともある
・プランによっては月間や3日、1日などで通信制限がかかることがある
【ライターの声】
色々説明させて頂きましたが、ほとんどインターネットを利用しない方から動画を見たり、映画を見たりすることが好きな方など人それぞれ使い方なども違います。新しくインターネットを契約したいと思っている方は家電量販店やインターネット代理店などに行くと詳しく教えてくれたりもするので、自分の使い方にあったプランを契約し、快適なインターネットの利用をしていきたいですね。
次回は『マンションタイプ』に注目し、もう少し詳しいインターネットのお話しをさせて頂きます。