【日本の交通費】電車通勤の定期代、何日分で元が取れる?〜関東編〜

wagayaジャーナル

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【日本の交通費】電車通勤の定期代、何日分で元が取れる?〜関東編〜

2020-11-18

日本の文化・慣習

日本の東京都内エリアでは、通勤・通学の交通手段は、約65%が電車です。

結論から言ってしまうと、正社員など、週5日のフルタイムで出勤する場合は、定期を購入するほうが交通費はお得になります。

 

これから東京近郊でお勤めになる予定の方は、どのぐらいお得なのか、定期にはどんな種類があるのか、知っておいたほうが良い情報です。

1.電車定期の買い方

関東圏の場合は、SuicaかPASMO、どちらかの交通系ICカードを購入するのが一般的になっています。

定期が付いていないSuicaやPASMOと同じように、お金をチャージしておけば定期区間外での電車・バスの利用や、売店や自動販売機での買い物もできますので、こちらのほうが便利です。

交通系ICカードについてはまた詳しく別で執筆予定ですので、そちらも是非ご覧ください。

 

鉄道会社によって若干購入方法は異なりますが、これらの交通系ICカードは駅の自動券売機で購入することができます。定期の購入には氏名、性別、生年月日、連絡先の入力が必要になりますが、最近では自動券売機も英語、中国語、韓国語など多言語対応できるようになっているため、外国の方でも購入しやすくなっています。

 

2.電車定期は何日使うと元が取れるのか?

JR東日本の北千住駅-品川駅の交通費で見てみましょう。

 

<通常運賃>

片道運賃⇒310円

往復運賃⇒620円

 

■定期を購入した場合

1ヶ月 9,220円

 

■何日使うと元が取れるのか

9,220円 ÷ 620円(往復) = 14.8日

 

北千住・品川間を【15日以上】電車で往復する場合は定期のほうがお得ということになります。

 

■どのぐらいお得なのか

通常運賃で20日間往復

20日 × 620円(往復) = 12,400円

 

12,400円(切符) - 9,220円(1か月定期) = 3,180円

 

20日間往復の場合、定期は通常運賃よりも【3,180円お得】になります。

 

 

 

3.定期をお得に使い分けたい、3種類の有効期限

定期券には3種類の有効期限があります。

1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の3種類です。

どの会社が発行する定期券も、1ヶ月より3ヶ月、3ヶ月より6ヶ月の方が、よりお得な金額になっています。

 

例えば、先ほどと同じ北千住-品川間は通常運賃で見てみましょう。

 

1ヶ月通勤定期 → 9,220円

3ヶ月通勤定期 → 26,290円  (1か月定期を3回買うよりも1,370円お得)

6ヶ月通勤定期 → 44,260円  (1か月定期を6回買うよりも11,060円お得)

 

この通り、基本的には定期を買うなら6ヶ月分をまとめて買う方が断然お得になっています。

 

ただし、一つ注意したいのは有効期限内に定期が不要になり、払い戻しの必要が生じた場合です。払い戻せるのは1ヶ月単位で、1日でも使用したら1ヶ月分とみなされてしまいます。1ヶ月未満の日数は1ヶ月に切り上げ、定期券の発売額から使用した月数分の定期運賃と手数料220円を差し引いた額が払戻しされます。定期券の払い戻しは定期券発売所のみで取り扱い可能です。

 

払戻額= 発売額 - 使用した月数分の定期運賃 - 手数料220円

 

突然の異動や転職の可能性のある方は注意が必要です。

 

 

4.定期代は鉄道会社によって値段が変わる?

ここまでで、定期がお得であることはご理解いただけたかと思います。では、鉄道会社によってお得度合いは異なるのでしょうか。

 

それぞれ、以下のように計算し、何日定期で通勤すれば元が取れるのかを調べたいと思います。

 

(定期代)÷(定期を使わない場合の通常の往復運賃)

 

 

■まずJR東日本から

 

<通常運賃>

片道運賃⇒310円

往復運賃⇒620円

 

≪定期代≫

1ヶ月 9,220円

3ヶ月 26,290円

6ヶ月 44,260円

 

・1ヶ月の場合

9,220円 ÷ 620円(往復) = 14.8日

 

・3ヶ月の場合

25,790円 ÷ 620円(往復) = 42.4日 (1ヶ月あたり14.1日)

 

・6ヶ月の場合

44,260円 ÷ 620円(往復) = 71.4日 (1ヶ月あたり11.9日)

 

JR東日本では、6ヶ月定期の場合1ヶ月に12日乗ると元がとれることがわかりました。

 

 

■続いて小田急線です。

新宿―新百合ヶ丘

片道運賃 320円

 

≪定期代≫

1ヶ月 11,030円

3ヶ月 31,440円

6ヶ月 59,570円

 

・1ヶ月の場合

11,030円 ÷ 640円(往復) = 17.2日

 

・3ヶ月の場合

31,440円 ÷ 620円(往復) = 50.7日 (1ヶ月あたり16.9日)

 

・6ヶ月の場合

59,570円 ÷ 620円(往復) = 96日 (1ヶ月あたり16日)

 

小田急線では、6ヶ月定期の場合1ヶ月に16日乗ると元がとれることがわかりました。

 

 

■参考までに東京メトロも1つ、半蔵門線で見てみましょう。

渋谷-押上

片道運賃 250円

 

≪定期代≫

1ヶ月 8,780円

3ヶ月 25,030円

6ヶ月 47,420円

 

・1ヶ月の場合

8,780円 ÷ 500円(往復) = 17.5日

 

・3ヶ月の場合

25,030円 ÷ 500円(往復) = 50.1日 (1ヶ月あたり16.7日)

 

・6ヶ月の場合

47,420円 ÷ 500円(往復) = 94.8日 (1ヶ月あたり15.8日)

 

東京メトロ半蔵門線では、6ヶ月定期の場合1ヶ月に16日乗ると元がとれることがわかりました。

 

こうして見ると、鉄道会社によって定期代も、どれだけお得かも差があることがわかると思います。例えば連休の多い月では平日が20日に満たないこともあるので、その場合1か月定期を買うと元が取れないなんていうこともあり得ます。

 

 

<ライターの声>

今回は、電車の定期購入はお得なのかを検証してみました。

 

多くの会社が定期代を支給していることが多いと思いますが、上限がある場合もあります。上限を超えた分が自腹になってしまうケースもあるので、お部屋探しをする時には勤務先までの交通費も意識しておくと良いでしょう。

 

(注意)この記事のデータは2020年10月現在のものです。

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