初心者必見!日本の国営ギャンブル ~競輪とは~
2019-09-22
日本の観光・娯楽
1.競輪とは
世界の多くの国にはカジノなどのギャンブル施設が数多くあります。
しかし、日本ではカジノは国で認められていません。
代わりに、国公認のギャンブルがいくつかあり、一番有名なものは競馬などがあるでしょう。
その他にも日本には国営のギャンブルがあり、その中の一つに競輪があります。
競輪は、日本に移り住んだばかりの方、いわゆる日本に対して「初心者」という方にとっては未知の世界かもしれません。
競輪とは基本的には自転車のレースで、どの選手が何着になるかを当てるギャンブルとなります。
2.競輪のルール
一つのレースに参加できる選手は5-9名となります。
トラックの距離は会場によってまちまちなのですが、1500-3000mの間で行われます。
ただし、大抵の場合は1600-2000mで行われることが多くなります。
2-1.賭け金について
賭け金に関しては最低100円から賭けることができるので、非常に手軽といえるでしょう。
配当金に関しては、予想が当たった場合に「賭け金 × 倍率(オッズ)」の金額を受け取ることができます。
もちろん人気が高いものほどオッズは低く、人気の低いものはオッズが高くなります。
2-2.賭け方について
競輪の賭け方は7種類あると言われています。
一番基本的なものが「2車単」、つまり「車番2連勝単式」で1着と2着の選手を当てるものとなります。
初心者の方にオススメといえるのが「拡大2連勝複式」、通称「ワイド」というもので、予想した2選手が1-3着以内に入れば勝ちとなるので、2車単よりはより当たりやすい買い方となります。
その他には
“・3連単(車番3連勝単式)
1,2,3着を着順通りに当てる。
・3連複(車番3連勝複式)
予想した3車が、着順を問わず1,2,3着に入れば当たり。
・2車複(車番2連勝複式)
予想した2車が、着順を問わず1,2着に入れば当たり。
・2枠単(枠番2連勝単式)
枠番で1,2着を着順通りに当てる。
・2枠複(枠番2連勝複式)
予想した2枠が、着順を問わず1,2着に入れば当たり。”
出典: https://morecadence.jp/keirin/110/
というものがあります。
3.競輪の流れ
競輪場についてからの一連の流れとしては、まず「選手紹介」があります。
そのあと車券の投票をし、その締め切り後にレーサーがスタート位置に並びます。
3-1.先頭員(ペーサー) について
よく見るとスタート位置には競輪選手より一人だけ前にセッティングしていることがあります。
これは先頭員といって、スタートしたあとに選手の風よけとなるために先頭を走る係です。
そのため、レースの始めの方はこの先頭員の誘導による「周回」というものが行われます。
ルールとして、残り1周半の位置に来る前では選手はこのペーサーを抜かしてはいけません。
そう聞くとあまり面白く無い感じがしますが、これは、選手間に風圧などで不公平が起こらないようにするために導入されたものなのです。
それ以外にも、所属地方同士などで「ライン」と呼ばれるグループを組んだりして、ポジション取りが行われるのがレース序盤でもあり、これを見るのも競輪の面白さの一つと言えます。
3-2.スパートとゴール
ゴールまで残り1周半、つまり、バックストレッチラインと呼ばれる場所に先頭の選手が到達した時点で誘導員がコースから離脱、そして打鐘、いわゆる「ジャン」と言うものが鳴らされます。
これはレースの佳境を意味し、競輪において盛り上がりを見せてくる場面とも言えます。
特にレースが最高潮に盛り上がるのはやはりゴール前最後の直線と言えるでしょう。
それぞれの選手が時速70km近くのスピードを出しながら、一番を競ってゴールを目指します。
4.まとめ
競輪はレースそのものの白熱した面白さはもちろん、100円からはじめることができるという手軽さもあります。
ルールも基本的には上に述べた通りなので、初心者でも簡単にはじめることができます。
興味のある方は、是非一度競輪場に足を運んでみてはいかがでしょうか?