【女性 一人暮らし】1階以外にも避けるべきポイント!マンションで押さえておくべき防犯対策。
2018-12-13
日本の住まい
今回は、女性の方に是非、見ていただきたい一人暮らしの防犯対策について皆様に情報をお届け致します。
【はじめての一人暮らしは不安がつきもの?】
賃貸物件に限ったお話しではありませんが、昨今の治安環境について連日ニュースなどでも取り上げられていますが、空き巣やピッキングやストーカー被害などは後を絶ちません。
とはいえ、犯罪を未然に防ぐためのいわば、転ばぬ先の杖のような準備をしないといけないのですが、明日は我が身。という気持ちで是非、防犯対策について色々と考えていきたいものですよね。
【お部屋探しの際の防犯意識について】
皆様は、防犯面でどのようなところに留意しながらお部屋探しをしていますでしょうか?
賃貸物件では、主に防犯面で注目される設備として、以下が挙げられる事が多くあります。
・オートロック
・二階以上
・モニター付きインターホン
皆様はいかがでしょうか。大よそ同じ答えの方が多いように思います。
■2階以上の物件はどうでしょうか。
低層階のお部屋は賃料が上層階よりも割安に設定されているとこが多いようです。
賃料を重視して1階や2階のお部屋も候補物件になることもあると思います。
しかし実際、空き巣被害が多く窓から侵入されやすい階数は1階・2階・最上階と言われているのをご存じでしたでしょうか。
狙われやすいマンションの特徴として以下をご覧ください。
・バルコニーの脇にある雨どいや、配水管が近くに通っている。
・見通しの悪いバルコニーである。
・隣接した建物から侵入できる距離にある。
などがあげられます。
このような狙われやすいマンションの低層階は避けたほうがいいかもしれません。
しかし、ベランダからの侵入だけでなく、1階の廊下や階段など簡単に侵入できれば3階以上のお部屋でも、住民になりすまして侵入し、玄関ドアをピッキングからの空き巣は可能となります。
ですので、2階以上は1つの防犯対策となりますが、だからと言って完全に安心はできません。
■オートロック付き賃貸物件はどうでしょうか。
オートロック付きのマンションは安全性が高いと思われる方が多くいらっしゃるように感じますが、実際はこれもまた違うようです。
オートロックとは?
入居者様がインターフォンなどを通じて、事前に訪問客を確認して開錠できる仕組みです。
当然ですが、無関係者はエントランスから先は侵入できないメリットがあります。また、機能の進化によりインターフォンは通話のみのものからカラーモニター付きインターフォンも登場し、より相手を鮮明に確認する事ができるようになりました。
それに加えて、エントランスに加えてエレベーターホールにもオートロックを設置してセキュリティ性を高めるダブルオートロックを採用するマンションも増えているようです。
それでもやはり100%というわけにはいかないのが実情です。入居者と装いエントランス内に入ることもできてしまいますから。逆にオートロックなどセキュリティが完備していると安心して、短時間の外出時に玄関の鍵をかけずにそのままお出かけしたり、窓の鍵を開けっぱなしにしておくケースがあります。安心して油断し、空き巣に狙われることもあります。
常にこのあたりも気を配り個々が防犯に対する意識を高めていかないといけないですよね。
【ご紹介したい防犯対策:玄関ドア対策】
戸建てと3階建以下のマンションの侵入口として窓が半数以上を占めています。
しかし、4階建以上のマンションでは表出入り口が侵入口の半数を占めているのです。ですので、玄関ドアの防犯対策が重要になってきます。最近は、よりセキュリティ性の高い、ピッキング対策に強いディンプルキーやカードリーダー・非接触型ICカードなどが採用されるケースが多くなってきました。
また、玄関の鍵がダブルロックであると防犯性が高まります。物件を内覧する際は、周辺環境、外から見たマンションの外観・バルコニー、玄関の鍵の種類を見るポイントにするといいですね。
【ライターの声】
防犯対策はたくさんあり、それぞれメリット・デメリットがあります。100%安全であるといえる対策はありません。それを理解し、賃貸マンションを選び、入居後の対策を行わなければなりません。自分を過信せず自分の身は自分で守っていきましょう。