【外国人の賃貸情報】日本の賃貸物件の特徴や入居時ルールを解説
2018-12-13
日本の住まい
留学やワーキングホリデー、就職など様々な理由で日本に滞在される外国籍の方向けに様々な情報をお届け致します。
言葉の壁だけではなく、日本独特な賃貸ルールや仕組みに戸惑う事も数多くあることでしょう。
そこで今回は、外国籍の方が日本で賃貸住宅を探す際、必要になる基礎知識や役立つ情報を厳選してご紹介していきます。
日本で賃貸住宅を探す予定がある外国籍の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【外国籍の方向け賃貸物件について】
賃貸住宅を契約をする際、家賃に加え、敷金や礼金、仲介手数料等の諸費用が必要になります。
物件や地域によっても当然異なりますが、一般的には家賃の5~6カ月相当の資金を用意しておいたほうが良いと言われています。
日本の一般的な賃貸住宅を契約する際、高いハードルになるのが連帯保証人です。
これは契約者に問題があった際、万一の際は連帯保証人が契約者に変わって弁済を行う事を保証する制度です。
契約者の事を連帯保証人が全面的に信頼するという事に他なりません。
日本人同士でも連帯保証人になる事は避ける傾向があり、一般的には親兄弟以外でなる人はほとんどいいないでしょう。
外国籍の方が賃貸物件を契約しようとする場合、これは非常に高いハードルになるものと考えられます。
もちろん、連帯保証人になってくれる人を根気よく探すというのも選択肢の一つですが、連帯保証人が不要、もしくは保険会社が連帯保証人になってくれる物件を探したほうがはるかに効率が良いのは間違いありませんね。
最近は日本に住む外国籍の方が増加していることから、連帯保証人不要もしくは債務保証会社利用可の物件も増えてきています。
また、敷金・礼金に関しても、0円という賃貸住宅も以前より着実にコツコツと増えていますね。
以上の事から、外国籍の方が賃貸住宅を探す場合、これらの物件を中心に探すと効率が良いと思います是非、参考にしてくださいね。
【留学生必見! 留学生住宅総合補償制度】
外国人留学生なら、「留学生住宅総合補償制度」を利用すると良いですよ。
留学生住宅総合補償制度とは、連帯保証人が貸主から保証債務の履行請求を受けた場合に、連帯保証人に補償金を支払う制度です。
日本の大学、短期大学、専門学校に入学した留学生(留学在留資格を持っている方)であれば、利用できますので、詳細は各学校の外国人留学生支援担当に問い合わせてみてくださいね。
【賃貸住宅(アパート・マンション)】
日本の民間賃貸住宅は、家具が付いていないものが一般的です。
契約期間は基本的に二年間となります。日本の大学に留学する等、長期滞在する場合は賃貸住宅がおすすめです。
逆に1年に満たない短期滞在の場合は、シェアハウスやウィークリーマンション、マンスリーマンションのほうがコストパフォーマンスは高いでしょう。
ちなみに賃貸住宅への入居後が入居後は家賃、共益費(管理費)、水道光熱費(平均1万円)、インターネット利用料等が必要です。
一般的に賃貸物件は、高い階の部屋ほど、家賃も高くなります。
また最近では、外国人向けの家具・家電付きや、保証人不要の賃貸物件が増えてきています。
このあたりも外国籍のお客様を何度も対応している信頼できる不動産会社を訪ねるようにしましょう。