【初めての不動産投資】日本の不動産物件を売却する時にかかる費用とは
2022-02-11
日本の不動産投資
不動産物件を売却する時には、様々な費用がかかります。
予想より多く費用がかかってしまい、「想定していた利益より少なくなってしまった」という事は、珍しいことではありません。
その様な事が起こらないように、今回は『不動産物件を売却する時にかかる費用』を解説します。
①仲介手数料
不動産を売却する際、不動産会社が買い手を見つけ、オーナー様と買い手様で売買契約が成立した場合、不動産会社へ支払う成功報酬が「仲介手数料」です。
尚、不動産会社がオーナー様から直接買い取る場合は、仲介手数料はかかりません。
例えば、不動産の売却価格が2,000万円の場合、最大で726,000円の仲介手数料が発生します。
②印紙税
印紙税とは、不動産を売却する際に売主と買主で交わす売買契約書に課税される税金です。
その売却価格に応じた印紙を貼り、税金を納めます。
③不動産を担保から外す「抵当権抹消登記の費用」
抵当権抹消登記の費用とは、金融機関からの融資(住宅ローンなど)を完済した際に、不動産を担保から外す「抵当権抹消登記」という手続きにかかる費用です。
相場は、5,000円〜20,000円程度です。
尚、物件を現金で一括購入された場合は、抵当権を設定していませんので費用はかかりません。
④住宅ローンを繰上げ返済する「返済費用」
不動産を購入する際に住宅ローンを利用していた場合、繰上げ返済する際に返済費用がかかります。
その金額は、銀行や返済方法(窓口・インターネット)で変わります。
相場は、窓口だと20,000円~35,000円、インターネットだと5,500円~20,000円程度です。
⑤譲渡所得税
不動産を売却すると、利益に対して「譲渡所得税」がかかります。
譲渡所得税の税率は、売却した不動産の所有期間が『5年以内か』『5年を超えているか』で変わります。
所有期間によって、税率が約2倍違いますので、注意が必要です。
「譲渡所得税」は、控除や特例がありますので、詳細を知りたい方は当社までご相談ください。
■まとめ
今回は『不動産物件を売却する時にかかる費用』を解説しました。
複雑な部分もありますが、売却した際の利益を正確に知るためにも必要な知識なので、この機会に把握しましょう。
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