メニュー

フランス人が集まるリトル・パリ『神楽坂』

wagayaジャーナル

日本のこと、街のこと、暮らしのことなど
日本での生活に役立つことを発信しています。

フランス人が集まるリトル・パリ『神楽坂』

2022-12-10

日本の地域情報

 

 

新宿区は東京の中で最も外国人が多く住んでいる地域ですが、東京に住む1/4のフランス人が住んでいるところが神楽坂です。神楽坂には多くのフランス人が暮らし、リトル・パリが形成されていることをご存じでしょうか。

 

この記事では、フランス人が集まるリトル・パリ『神楽坂』について解説します。

 

目次

神楽坂にフランスの方が多く住む理由.. 1

神楽坂が「リトル・パリ」となった理由… 2

神楽坂エリアのおすすめスポット.. 2

フランスの方におすすめの住むエリア.. 2

フランスの方におすすめのお店… 2

ルグドゥノム ブション リヨネ.. 2

ル・ブルターニュ.. 2

かみくら.. 3

ル・クロ・モンマルトル.. 3

神楽坂エリアのその他おすすめのスポット・イベント.. 3

フランスの文化に関連するイベント.. 3

まとめ.. 4

 

神楽坂にフランスの方が多く住む理由

神楽坂にフランスの方が住むようになったきっかけは、在日フランス人のための学校が神楽坂に出来たことだと言われています。そして、1952年に東京日仏学院(現アンスティチュ・フランセ)が開校し、施設で働く教師や学校に通う子どもの家族など、多くのフランス人が居住するようになりました。

 

同時に、フランス人が利用するためのレストランなど生活するための店舗が増えていき、フランス人の人口が増加していきました。

 

神楽坂が「リトル・パリ」となった理由

フランス料理と聞くと、いわゆるフルコースを提供する高級レストランを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、神楽坂にはフランスの家庭料理やリーズナブルなレストランが多いことも魅力の一つです。

 

路地が縦横に走る景観、小さな店が並ぶ様子、小路にもお店があるような神楽坂の街の景観は、パリのモンマルトルを思い出させるそうです。祖国の味や祖国に似た雰囲気の街を求めてフランス人が集まってきているのかもしれません。いつしか神楽坂にはカフェやビストロが充実し、「フレンチの街」「リトル・パリ」といわれるようになったようです。

 神楽坂エリアのおすすめスポット

ここからは神楽坂エリアのおすすめスポットをいくつかご紹介します。

 

フランスの方におすすめの住むエリア

リトル・パリ神楽坂がある新宿区は、東京の中でも外国人が最も多く住んでいるエリアです。

新宿区の中でも外国人が多く住むのは大久保ですが、こちらはアジア人が多く居住しています。神楽坂近辺であれば、牛込神楽坂や飯田橋・早稲田近辺のエリアもおすすめです。

 

フランスの方におすすめのお店

次に神楽坂エリアの外国人の方におすすめのお店を紹介します。

 

ルグドゥノム ブション リヨネ

フランスの中でも食の都と言われるリヨン。リヨン料理を出すのが、「ルグドゥノム ブション リヨネ」です。神楽坂のエリアの中でも和風の店の多い本多横丁ですが、リヨネはフレンチのオーラを放っているため、フランス映画の世界に迷い込んだような気分です。平日でもランチは1850円からと少しお高めですが、内臓料理などリヨンの名物料理も楽しむことができます。

 

 

ル・ブルターニュ

神楽坂界隈で一番行列ができている「ル・ブルターニュ」。実はガレットを初めて日本に紹介したことで知られています。おすすめは「ハム・卵・チーズのガレット」にシードルの組み合わせです。デザートも注文するなら、王道の「バターと砂糖のクレープ」と一緒にエスプレッソを注文しましょう。

 

フランスにいるような錯覚を起こす店舗の内装ですが、向かいの店舗には伊勢藤がある古民家の居酒屋さん。和洋入り混じった神楽坂ならではの雰囲気を味わえるのも、このお店の楽しみです。

 

かみくら

神楽坂の裏通りにたたずむ、黒い板塀に囲まれた一軒家「かみくら」。ここではお箸で食す創作フランス料理を楽しむことができます。「和」の食材や技法を取り入れられた創作フランス料理は、まさに神楽坂の町のように和とフランスの要素がバランス良く融合されています。

ワインはフランス産を中心に120種類以上の銘柄をそろえているため、お気に入りのワインが見つけられるでしょう。

 

ル・クロ・モンマルトル

「モンマルトルのブドウ畑」を意味する 「ル・クロ・モンマルトル(Le Clos Montmartre)」は本場フランスの家庭料理を楽しむことができるフレンチビストロです。

 

神楽坂がパリのモンマルトルの丘に似ていたことに由来しているそうで、「自分が毎日通いたくなるお店」というコンセプトで始まったようです。現在は前オーナーと一緒に働いてきたシェフがその思いをしっかりと引き継ぎ、お店を運営されています。

 

フランスの家庭料理を提供するため、あえて日本人向けに味をアレンジしていないところも祖国を大切にするフランス人や本場フランスが好きな人にとっても魅力です。

まずはランチで「Le Menu du Jour(本日のおすすめメニュー)」を味わうことをおすすめします。ワインを含む飲み物も付いているため、ワインを飲める方はフランスの家庭料理とワインの「マリアージュ」を楽しむのがおすすめです。

 

神楽坂エリアのその他おすすめのスポット・イベント

神楽坂エリアのその他のおすすめ観光スポットやイベントを紹介します。

 

フランスの文化に関連するイベント

リトル・パリになったきっかけともいえる東京日仏学院(現アンスティチュ・フランセ)でも不定期でイベントを開催しています。

アンスティチュ・フランセは語学だけではなくフランスの文化を日本に発信しているため、映画や音楽などを紹介するほか、講演会なども実施しています。過去には、「フランス発見「宝探し」」と題し、神楽坂散策のイベントなども実施されていました。

フランスの文化に興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

この記事では神楽坂にフランスのお店が集まりリトル・パリとなっている理由とおすすめスポットをご紹介しました。神楽坂駅は新宿区に位置しておりアクセスがとてもよい便利なエリアです。外国人だけでなく、フランスが好きな日本人にも愛され、国内外から人が多く集まるエリアになっています。フランスの文化や料理、異国の雰囲気を楽しめるので、海外旅行気分を味わいたい方にとっては特に神楽坂エリアはおすすめです。フランスの雰囲気や本格料理を求めて神楽坂へ食事や散策に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

その他おすすめの記事を見る