【練馬区 治安情報】東京都23区の治安について
2019-03-10
日本の地域情報
今回は、「練馬区」の治安情報について、皆様に情報をお届け致します。まずは、基本情報からご覧ください。
【練馬区 基本情報】
■人口:721,900人
■面積:48.16㎢
■犯罪発生率(面積×人口×件数):0.63%
■犯罪形態
・自転車盗(3,027件)
・車上狙い(223件)
・侵入窃盗(200件)
【東京都民のベッドタウン 閑静な住宅街 練馬区】
練馬区は東京23区の北西端に位置し、大田区、世田谷、足立区、江戸川区に次いで、面積は23区内で5番目の広さです。
23区内でも土地の平均価格が比較的安いことから、多くの人が住居地として選び移り住んだことで昼間人口よりも夜間人口のほうが多く、東京都民のベッドタウンとしての役割を果たしています。
そのため練馬区は世田谷区に次いで人口が多く、田畑も含め光が丘公園や城北公園、石神井公園、武蔵関公園などの公園も多いことから緑被率は全体面積の2割を超える緑豊かな区です。
【治安状況と改善のための取り組み】
練馬区では振り込め詐欺やひったくり等の高齢者を狙った犯罪が特に多いことから「高齢者対象のセーフティ教室」など犯罪被害防止策を紹介する取り組みなどを積極的に行っています。
この「セーフティ教室」は全小中学校・幼稚園でも行われており、区立学校では民間警備員やスクールガード・リーダー(警察官OB等に委嘱し、学校の防犯体制及び学校安全ボランティアの活動に対して専門的な指導を行う者)の派遣、校内緊急通報システムの設置など、子供を守る対策もしっかりと行われています。
また、環境整備面においては落書きや樹木剪定について積極的に活動しており、一部街頭防犯カメラの設置も行っていることから、今後の犯罪認知件数の改善傾向に期待ができそうです。
【意外と良好!都心へのアクセス】
自然豊かな練馬区ですが、大江戸線、有楽町線・副都心線、西武池袋線、西武新宿線、東武東上線が通っていて、どの路線も新宿や池袋などのターミナル駅まで直通なので、通勤・通学などは非常にスムーズです。
大江戸線は光が丘が始発駅で、行きは座れる確率が高いです。
また大江戸線は天候や災害による遅延や運休が少ないことで有名ですし、災害時地下シェルターの役割も果たします。
副都心線は池袋・渋谷を経由して横浜方面まで繋がっているので、乗換なしで気軽に遊びに行くことができます。
【総括】
治安面では他区と比べると犯罪件数の減少は見られない練馬区ですが、改善に向け様々な取り組みを積極的に実施しているため今後の治安改善には期待ができそうです。
場所によっては家賃も安価で都心へのアクセスも良好なため、これから都内で新生活を始められる方や学生さんには最適のエリアです。
また練馬区は多彩な商業施設や緑豊かな大小の公園も多く点在しており、子育て世代や静かに余生を過ごされたいご年配の方にも快適な住環境が整っていると言えます。