【江東区 治安情報】東京都23区の治安について
2019-02-24
日本の地域情報
今回は、「江東区」の治安情報について、皆様に情報をお届け致します。
まずは、基本情報からご覧ください。
【江東区 基本情報】
■人口:488,600人
■面積:39.99k㎡
■犯罪発生率(面積×人口×件数):0.82%
■犯罪形態
・自転車盗(1351件)
・粗暴犯(138件)
・侵入窃盗(137件)
【海抜0mの臨海地域を保有する街 江東区】
江東区は大きく分けると豊洲・東雲などの高層マンションが立ち並ぶエリアと、亀戸・清澄白河などの下町エリアや東京屈指の観光スポットでもあるお台場・有明等のベイエリアに分かれています。
昨今では、豊洲市場の移転などを考えると多くの開発・発展の可能性を有しています。知る人ぞ知る「辰巳」地区も古き辰巳アパートが前面改修工事を施すなど、オリンピックを意識した開発の動きが顕著に表れています。
江東区を長きにわたり支えてきたのは運送業ですから、今でも港関係でお仕事をする人が多く住んでいますね。
中でもベイエリアの発展は近年最も目覚ましく、お台場にフジテレビが来てからは観光地としても栄えており、お台場から船に乗って豊洲に行ったり、浅草まで悠々自適な観光をする人も多く見受けられます。
【犯罪について】
ファミリー層が多い分、治安については、ある程度維持しているところがあります。
特に、有明・東雲・豊洲付近においては、賃貸マンションもタワー系が多く立ち並んでおり、比較的高属性の方が住んでいるイメージがありますので、治安がある程度キープされていると言って過言ではありません。
一方で、豊洲に近いエリアの辰巳地区になると古い都営アパートが軒を連ねており、高齢者や外国籍の方の存在が目立っています。
治安が悪いイメージはここからも来るのではないでしょうか。
全体的に、東京23区で比較すると治安が悪いというエリアではありませんが、自転車盗難が目立つなど軽犯罪が多いのが気になりますね。
車も自転車もシェアの時代です。少しでもその動きが加速する事で、自転車盗難数も下がっていくかもしれませんね。
【治安が比較的守られている理由】
江東区は、子育て世代夫婦が増えている。というデータの裏付けが治安改善を後押ししている感は顕著に出ていますね。
子育て世代が増えている最も大きな理由として、中学3年生まで医療費助成や児童手当の支給があり(児童手当は15歳になるまで)、幼稚園入園料補助金を増額するなど、行政施策として子育て支援をしてきた効果が考えられます。
また、他の区に比べて緑化地区でもあるので、都心部の緑豊かな光景がいくつも広がっています。その点が生活のしやすさ等の面でも後押ししてくれているような気がしますね。
【総括】
住環境が整い、利便性も高く、家賃も比較的リーズナブルな江東区は、昨今マンション建設バブルを迎えています。更に、東京オリンピックの競技会場が周辺に点在することから、人気は高まっていますね。
そもそも江東区は海抜0メートル地帯にあり、埋め立てによってつくられたエリアも広く、地盤は弱いのが何よりのネック。
大震災が起きれば地価が暴落する可能性は高いので注意が必要ですね。