千葉県のお役立ち情報
千葉県の在留外国人の状況
千葉県に在留する外国人の人口は、165,162人です。最も在留率の高い都市は千葉市内で、次いで船橋市や松戸市にも多くの居住者が集中しています。銚子や木更津など、県の代表的なエリアでも、東南に移っていくにつれて、在留外国人の数は少ない傾向です。
在留外国人の国籍については、県全体で55,394人の中国が圧倒的な多さです。次いで21,137人のベトナムが続き、以下フィリピン、韓国・朝鮮、ネパールの順に並びます。どの国籍にしても、千葉市には多くの在留外国人が居住していますが、フィリピン人については市原市の居住率が比較的高い傾向です。フィリピンパブなどが多く立地し、独自のコミュニティが形成されているようです。その他にも各国のコミュニティが形成されているエリアでは、その各国籍の在留外国人が多い特徴があります。
出典:令和元年12月末住民基本台帳による外国人数(令和元年)「上位10カ国・地域の市町村別外国人数」 令和元年12月末日現在
千葉県の人気エリア
外国人が住みたいエリアとして挙げられるのが、船橋エリアです。船橋からは、鉄道を利用して約30分で都心にアクセスできます。巨大なショッピングモールや家具店などの施設も充実しており、利便性の高い都市です。緑豊かな公園も多く、住みやすさも兼ね備えています。都心まで40キロの千葉市も、人気エリアの一つです。バスや電車が多く通っており、各地へのアクセスは抜群。巨大ターミナル駅で、買い物に困ることもないでしょう。他にも、柏駅や津田沼駅なども人気エリアとして挙げることができます。ショッピングモールの他、文化ホールや役所などの施設も充実しており、非常に魅力的なエリアとして根強い人気があります。また、穴場として最近人気が高まっているのが新浦安エリアです。治安のよさや都心に素早くアクセスできる利便性、すっきりと整備された街並みなどが注目を集めているようです。
千葉県の交通事情
千葉県には様々な公共交通機関が通っており、それはまるで網の目のようです。主要な鉄道路線としては、JR各線、私鉄各線、そしてモノレールなどが挙げられます。これら中心都市同士を結ぶ路線に加えて、茨城のつくばまで1時間弱でアクセス可能なつくばエクスプレスや、県の東南を走る小湊鉄道など、バラエティ豊かな路線が通っています。千葉県を通るJRの路線と言えば、中央・総武線や京葉線、常磐線などが有名です。中央・総武線は、千葉駅を起点として東京の三鷹駅に至る、千葉と東京を結びつけるJRの代表的な路線です。京葉線は、蘇我駅を起点として、東京駅を結ぶ路線です。ディズニーリゾートのある浦安エリアを通る、利用者の多い路線です。私鉄は京成電鉄、東武鉄道などの各路線が、千葉県の中心部にアクセスします。京成電鉄は、東京の上野駅から国際空港のある成田駅までを結ぶ大動脈です。東武鉄道は、埼玉県の大宮から春日部を通って船橋に至る、通勤客も多く利用する路線です。また、モノレールも千葉県の代表的な路線です。千葉都市モノレールは、千葉県内の各都市を結ぶ、市民の生活に根付いた路線です。このように、日常生活に不可欠な路線が、千葉県では多く走っています。
公共機関としては、バスも主要な交通手段として、県民の移動を支えています。千葉県では主に、京成バスが各地域を結ぶ移動手段として運行しています。鉄道同様に、千葉エリアや柏エリア、船橋エリアを通る路線も多く存在します。成田空港から各都市を結ぶリムジンバスも運行しています。
また、高速道路も県民の重要な移動手段です。中でも常磐自動車道は、東北地方へアクセスするのに必要な、千葉県を代表する高速道路です。また、東京湾を渡って東京都と千葉県をつなぐ東京湾アクアラインも、県民の移動を支える重要な道路です。
千葉県のおすすめスポット
千葉県には、とても多くの魅力的な観光スポットが存在します。
まず、浦安エリアにある東京ディズニーリゾートは、とても有名な観光スポットです。千葉を訪れた際に一度は行っておきたい場所です。もっとも浦安エリアはディズニーリゾートのみならず、多くの商業施設や宿泊施設が立地しています。幅広い楽しみ方ができる、魅力的なスポットです。
幕張エリアにある幕張メッセもおすすめの観光スポットです。イベント開催時などは、全国から多くの観光客が訪れます。興味のあるイベントが開催されているかどうかチェックしてみるのもいいかもしれません。
また忘れてはならない観光スポットは、銚子などの漁港が代表的な房総エリアです。房総エリアでは、漁港ならではの新鮮な海産物を食べたり、爽やかな海を体感することができます。のんびりとした時間を過ごしたい方にもおすすめのスポットです。